主人の実家に同居するために片づけを始めて、2年が経過しています。
今でも終わらない実家の片づけ。でも、徐々に断捨離の極意が分かってきました。が、未だに理解することなく物とお別れできない主人を叱咤しながら、断捨離はまだまだ続きます。
2年間で学んだ私なりの断捨離の極意を紹介したいと思います。参考になれば幸いです。
片づけをしていると押し入れの奥の奥から出てきた物って多くあるんです。もちろん、まだ使えます。時には新品だったりすることもあります。
ここでよく考えるんです。
今は使うのか、使わないのか?もしくは使う予定があるのか、ないのか?

でも、もしかしたら使うことがあるかも?
まだ使えそうだし・・・・
この考えが物とサヨナラできない一番の理由なんです。
まだ使えるかもしれないとか、まだ使えると考えたら何も処分できないんです。ですから、断捨離する時は、今必要なものなのか?使う予定があるのかを考えて、残すか処分か決めます。
勿体ないと思いつつ、処分することで、いらない物を買わない気持ちも芽生えます。
無駄な物を買ってしまったのは勉強代だと思い処分しています。
それに数年、眠ていた物をこの先、使うのかと考えてみても使う未来が想像できません。片づけしなかったら永遠に眠っていたことは想像できますよね。
押し入れの奥から出てきた物は自分の好きな物です。
実際、使っていないのに購入しているんだから好きな物に決まっています。
ですから、好き嫌いでなく、使う物か使わない物かで判断します。
大抵は好きな物だけど使わない物となります。悲しいし勿体ないけど、処分です。
処分はゴミとして持ち込む場合もあれば、リサイクルショップに売りに行く場合もあります。特に年数がたつとリサイクルショップでも引き取ってくれずお金を支払ってゴミに出すことになりますので、思い切った判断は必要となります。
私の場合、一番困っているのが子供の物や作品です。
でもかなり処分しました。

これってどうする?
持って行く?

あーもういい
捨ててよ。これももういいわ
使うことないら
これはいる。
息子が処分することないだろうと思っていた思い出の物を処分すると言った時、時がたつと大切な物も変わってくるんだと思いました。
実は子供の作品やパネルなども大切に保管していたんです。
でも、保管していても飾っても劣化するのなら、飾って楽しもう~と思えました。処分、飾る、もう少し保管の3つに分けてみました。
子供は宝物です。
その子供達の作品は簡単には処分できませんので、納得いくまでは保管です。

チビ!
お母さんが死んだら棺桶には、皆の書いた絵とか写真とか
詰め込んで!あっちでも見れるようにね。
しっかり遺言を伝えました。
まあ、いつ何が起こるか分かりませんからね。
義父母の物は凄い量です。
市の環境センターに運び処分しましたが、10万円を普通に超えるほどの料金となっています。さすがに20万円は突破していないと思うのですが、、、
毎週、軽トラで2往復くらいして処分しました。
凄く大物が昔の家の瓦です。これは産業廃棄物となりますので瓦屋さんにお願いしました。これだけで5万円程かかりました。
40年前に立て替えた時、小学校を壊した時、無料で破棄できるチャンスはあったんですが、使うかもしれないという義父の思い出置いてありました。
主人と2人で重い瓦を運びました。
で、廃棄料金が5万円でした。
とにかく家中、庭中、物で溢れていました。
当の義父母はまだ使えるから勿体ないと言っていました。物=ゴミだと認識できていないんですね。使わない物=ゴミなんですね。しかるべき時に処分しないと、多額のお金を払って処分することとなります。自分たちは片付けを一切していないから、片づけの大変さが理解できないようです。
”ゴミの片づけをする”ことで、余分な物を買ってはいけない!溜めてはいけない!ことが理解できるのです。ですから断捨離は定期的に行う必要があると身に染みて感じています。
そして、価値のあるものでも今使わないと意味がないんですね。
高級な食器セットも一部が割れてしまっていたり、カビが生えていたりでした。物の溢れている時代に貰った贈り物がたくさん放置してありました。
ほとんどが使わない物ばかりでした。劣化する前にリサイクルショップに持って行きました。
どんなに高価な物でも使わないとただのゴミになってしまいます。
使う物だけを購入して物の少ない暮らしがしたいです。
失礼な話ですが、”正に蛙の子は蛙”です。
家中に物を溜めていた義父母の息子である主人は同じように物が捨てられません。20年以上も眠っていた物も使う!と言って処分しません。実際は同じように物置の肥やしです。
本当に、蛙の子は蛙です。
このカエルを何とかしないと物のない快適な暮らしはできません。
50代女性が離婚を考えたことがあることに頷けます。本当に一人で暮らせたら、快適な暮らしができるのにと毎日、思うばかりですが、何とか、カエルを説得して物のない快適な暮らしがしたいです。
ちなみに、主人の兄妹たちも同様でなかなか、処分してくれません。
少しだけ物が減り部屋も広く使えますし、何より気持ちいいです。ゴミの中、欲しい物を探して時間を無駄に使うことのないような、ミニマリストになりたいです。
直ぐは無理だけど服類も減らしたいです。今年着なかったものを1着ずつ減らして、自分の好きな服だけ残したいです。すぐ捨てない理由は、服を買いたくないからです。ある服で回していければ、無駄買いもないので、何でも捨てるのではなく将来、着ることが分かっている洋服は残したいのです。一番、処分しようと思っているのは家着です。家着は2着でいいなと思い始めています。
来年はいよいよ、庭の手入れができるように、早く家の中を片づけたいですね。