トイレ・お風呂・キッチン、いわゆる水回りのリフォームをしました。
家の中で最もお金がかかる場所なんですが、正直、失敗だらけです。まだ、完成する前から『宝くじが当たったら・・・・・』というタラレバばかり言ってます。
そんなわが家の水回りのリフォームの少しだけの良かった点、山ほどの反省点を紹介していきます。
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わが家のリフォームは、今ある建物を壊すことなく部屋の中に部屋を作るっていうイメージです。メリットとしてはゴミが出ない分、値段も安く時間も早くできます。デメリットは、部屋が一回り狭くなることと、ある程度までは選べますが好きなようにはならない事です。
キッチンのリフォーム
わが家のキッチンは昔風のキッチンで出窓がありました。出窓を収納に使うにはアイランドキッチンがいいんですが、アイランドにすると狭くなります。掃除するのが大変な出窓は白いパネルになっています。柄にしたかったのですが、それもNGでした。
そして、謎の換気扇がありました。
背の届かない位置にあり、掃除しない義母はいつ掃除したのかも分からないほどひどい状態でしたが、これは上からクロスを貼り隠しましたが、汚いまま隠したのでカビとか生えないのかは心配ではあります。
キッチンのリフォームでは壁にクロスを貼りました。柄物を選びましたが白になりました。壁は柄がいいなら相当濃い柄物にしたほうがいいです。薄い色の柄では、白っぽくなり柄があることは分からないです。まあ、全体的に白っぽくなり明るい台所になり結果オーライかと思っています。
そして失敗だと感じているのは、床です。
最初に選んだのは木目の床でした。選んだ床に合わせてキッチン台の色を選び良い感じに仕上がっています。床を貼る直前に大工さんから、キッチン台の場所60㎝くらいを拭き取りやすい素材にすることを勧められ、柄も選びました。
それが失敗でした。

既に床は注文済みらしく部分的に拭き取りやすい素材にしました。が、想像していた通り、なんかしっくりきません。全て木目の床にして、透明のキッチンマットを敷けば良かったと思っています。
まあ、ギリギリで提案され急いで決めたのがダメでした。
拭き取りやすい床は、確かに奇麗に拭き取れますが、家族も多くキッチンに長く立つことを考えたらキッチンマットの方が理にかなっています。わが家も水周りだけ落ちやすい床にしましたが、透明のキッチンマットを購入しました。落ちた都度、拭き取ることができるのは、キッチンに立つ時間が短い場合のみです。夫婦2人ならこれでOKだったかな~。
成長盛りの子供がいたり、家族が多いとなかなか難しいと感じました。
もっとよく考えて決めればよかったと悔やんでいます。
お風呂
お風呂は、結構なリフォームでした。
まずは、洗面台、お風呂の脱衣場がトイレの入口と一緒になっていましたので、脱衣場とお風呂、そして洗面台とトイレと分け仕切りました。
これは私の娘達の希望でしたし、大工さんのおすすめでもありました。
まあ、このご時世当たり前のことですけどね。
脱衣場が出来たのは良かったです。ですが、一回り狭い状態ですので、車椅子が入るスペースはありません。まあ、車椅子状態でお風呂は無理ですので、それは仕方ないですね。
そして、お風呂も狭くなりました。
できれば引き戸が良かったのですが、押戸か折り戸しか無理だというので、押戸にしました。押戸が悪いとかではなく、長い目でみても引き戸が一番良いんです。そのあたりは正直、理解できていませんでした。もっと大工さんとの話し合いをするべきでしたね。
ですが、脱衣場が出来たので十分ではありますし、私達夫婦や家族だけなら問題ないんですが、介護の必要な義父母が脱衣したりお風呂に入るには少々、不便ではあります。
洗面台はランクを下げて大正解
洗面台はランクを下げて貰いました。
当初は今よりも大きくて立派な洗面台でしたが、私自体が洗面台を使う頻度が少ない状態なのと、義父が通るのに狭いので奥行きの浅い物に変更しました。
大正解でした。
多分、前の洗面台だとトイレに行く通路が狭かったからです。ただ、狭い方が義父母がトイレを使わないので良かったのかもしれませんが、つまづいて洗面台を壊されるよりはいいですね。
シンプルで収納も少ない分、物を詰め込む義母も入れないので結果オーライです。
余分な物を置かず、シンプルに歯を磨き、手を洗う場所と認識していますので、洗面台に関してはいい選択ができたと満足しています。
自分たちの生活スタイルを考慮して選んだことが良かったです。
洗面台で化粧したりするなら、もっと収納もあり大きな洗面台がいいのではないかな~と思います。
トイレの壁、床は濃い目にして大正解
今回のリフォームで最も、いいんじゃない!と納得できたのが、トイレと床の壁紙です。
初めに選んでいた柄がなかったんですが、ちょっと派手??と思いながら選びましたが、これくらい濃い目の柄が丁度いいんだ~と思う程、しっくりきています。
大正解でした。
色もピンクから黄色のような茶色のような色にしましたが、汚れも目立たない落ち着いた色になりました。毎日、必ず利用しますからいい感じに選べて良かったです。
わが家はじっくり考えることなくリフォームしたので、反省も多くありますが、反対に考えすぎなくて良かったと思う点もあります。何より、愚図な主人がリフォームを決めたというのが一番良かったことです。ゆっくりしていたら、一生リフォームできなかったと思います。あーしたら良かった、こーしたら良かったと思う所は多々ありますが、奇麗なトイレ、台所になっただけで十分だと感謝しています。不自由になった義父母との同居ですので、これくらいのメリットは必要だと考えています。後は、自分なりに工夫して心地よい暮らしをしていきたいです。