前から行きたかった上高地に初めて行きました。夏は台風の影響で泣く泣くキャンセルしての再予約でした。紅葉の時期は過ぎた、11月の9日、10日と行ってきました。
初日は、30000歩以上歩くほどガッツリ歩きました。
奇麗な景色と思いがけない自然で満喫できた旅でしたが、満足できなかったこともあり来年もリベンジしたいと思っています。上高地に行ってみて知ったことや奇麗な景色を紹介していきます。
バスを降りホテルに荷物を預けようと歩いていくといきなりお猿さんに出会いました。
群れでしょうか、あちこちに10匹以上います。
でも逃げていきません。襲ってもきません。もちろん、歩いている道ですから至近距離です。
朝、寒いからひっついていました。
風のない晴天でしたので、明神池には奇麗に山々が移りました。
紅葉は終わっていましたが、奇麗な景色が見られて大満足でした。
翌朝は穂高連峰に朝陽が差してくるのを見ました。徐々に赤い部分が増えてくるのがとても神秘的でした。
夜は天の川がくっきり見えました。
都会から来た人だったら見える星の多さに感動すると思います。
特に山に興味があるわけではないですが、穂高のような大きな山が近くで見れるのは上高地だからでしょうか。来年は上高地から見られる山々をもっと勉強してから行きたいと思います。
わが家も買いました。上高地バスターミナルにあるインフォメーションで100円で地図が買えます。バスを降りてすぐの建物ですので分かりやすいです。
帰ってきて上着を洗濯した時に一緒に洗ってしまってボロボロですが、折りたたむと小さくなります。裏面は上高地から見た、日本アルプスの地図になっています。
小さいからポケットに入れて持ち運びし、見たい時に取り出して広げていました。うっかり洗ってしまいボロボロですが、まだ使えます。
トイレの場所、食事のできる場所、おおよその移動所要時間などが書かれているので便利です。100円ですので旅の思い出に買うのもありです。
上高地に初めて行き思ったのは、目的をはっきりさせた方がいいということです。SNSでの美しい景色を求めて観光目的の若者が多いのに驚きました。
そして服装もラフな感じです。気温も低いので寒そうだなと思いながら見ていました。
観光でしたが日帰りで回れます。が、人が多いです。かなりの人でしたので写真を撮る人が多く、前に進むのもちょっとイラっとするくらいの人でした。
上高地に行くなら、目的を決めそれなりの服装など準備もいります。
寒い地方に住んでいる私も寒いと感じるほどの気候でした。また、明神池、大正池など人気の場所までは通常の靴でも大丈夫でしょうが、それ以上ならトレッキングシューズや登山靴など足に負担のかからない靴で行くと感じました。服装も汗を逃しつつ暖かく軽い服装が好ましいでしょうね。
わが家は中途半端な感じでした。
主人はいく気満々でしたが、私と娘はそれほどとは考えていませんでした。が、主人の言うがまま明神池から更に上を目指して徳沢まで行きました。主人は横尾まで行きました。
来年は横尾から涸沢カールまで行きたいです。
涸沢カールからの紅葉が素晴らしいので一度は見たいと思いました。
日帰りで上高地を楽しむなら、人が多いことを覚悟していく必要があります。ただ、朝早く行けるなら比較的人は少なめです。が、8時以降になると徐々に人が増え写真を撮るのも大変です。
わが家は平湯温泉近くのあかんだな駐車場から出発しました。
往復で、2,800円でした。大正池で降りる人がほとんどでした。大正池で降り、帰りの切符で上高地バスセンターまで行くことも可能です。バスセンターは河童橋近くにあり上高地の中心となっています。
大正池から歩くと、約1時間です。
大正池⇒田代池⇒穂高橋⇒ウエストン碑⇒河童橋となります。
河童橋から明神池までも約1時間ですが、写真を撮りながら歩くと考えるともう少しかかります。明神池には、イワナの塩焼きが食べられるますし珈琲の美味しいカフェもあります。
天気が良ければ、おにぎりやお弁当を食べてもいいですが、ゴミは持ち帰りが当たり前ですので、ゴミを捨てたいと思うのなら、レストランなどで食べるのをお勧めします。
食事は明神池、河童橋付近で食べられます。
大正池から河童橋、明神池、河童橋と回ると、写真を撮ったり自然を楽しんだりしながら散策し食事の時間も合わせると5時間ほどとなります。
明神池から先は人も少なくなり、本格的に登山する人や歩くことが目的の人が多いです。わが家も、6時間ほど歩きました。人も少ないので写真も撮りやすいですし、何より静かでゆっくりできます。
が、歩かなければいけません。
靴はトレッキングシューズでしたが薄い靴下で行ったので、擦れてくるぶしがかなり痛かったです。また、リュックではなく小さなショルダーで行ったのは大間違いでした。荷物が少なくても両肩で背負うリュックの方が負担もなく歩きやすいと思いました。
途中、鷹の仲間を見ることができました。
また、野生の猿を多く見かけるのですが、群れで移動しているようで、あちらこちらで食事をしていました。なんの植物なのかはよくわかりませんが、葉っぱをちぎって食べていました。
猿ってさ葉っぱ食べるんや~
上高地は外国人も多いですが、日本猿をみて『ビューティフォー』って言っていました。猿をみて美しいと感動するのだと知りました。確かに自然の猿は毛もふさふさでキレイではありました。
明神池から徳沢までは約1時間です。
今までの遊歩道などとは違い少しキツイ上りや下りもあります。
明神池から横沢までは、トレッキングシューズ、トレッキングポールが必要だと思いました。慣れている方は、リュックの横に折り畳みのポールを持っている方もいました。
無くても行けるのですがあるともっと早く歩けるのでは?と感じました。
ネット通販で調べてみたら案外、安いのもありました。
ですが、実際に自分で持ってみて軽さなど確認したいので、まずはお店に視察に行こうと思います。
連日、長時間歩くことを考えたら靴も選ぶ必要があります。
ちゃんとした靴だったので翌日もそれほど足は痛くありませんでしたが、くるぶしが痛すぎました。大きめの靴を買った靴下を重ねて歩くのが良いようです。
1,500円程で山用の靴下が買えます。専用の靴下をはいた方が足にも負担がかからないようです。
また、私は6時間以上も歩くとは思っていなかったし、天気も良く荷物もないからショルダーで行きました。主人と娘はリュックでしたのであえて小さなショルダーでしたが、リュクで行くべきです。
観光目的ならショルダーもいいですが、徳沢まで歩くならリックです。
徳沢ではお昼休みを取り、戻っていく人も多くいました。
食事をするところもありますが、おにぎり等、持参で行くのがおすすめです。特に横尾まで歩くなら、あめやチョコなどちょっとしたおやつもあるといいと感じました。
わが家はグミを持っていたので、徳沢で食べました。
初めて上高地に行き、また来年も来たいと思いました。春の上高地、夏の上高地も見たいとおもいました。本当に四季を通じて来てみたいと思う程、美しい場所でした。空気も澄んでいて、気持ちよく歩くことができます。何より、特に何もない山の中をひたすら歩き、美しい景色に感動しながら癒されるのが気持ちよかったです。正直、山登りなんて疲れるししんどいのに行く人の気持ちが分からないと思っていましたが、これほど雄大で素晴らしい景色が見られるのだから病みつきになるのでしょうね。来年の山開きが待ち遠しいです。それまでに、靴をならして使いやすいポールを手に入れたいです。