夏野菜の代表格『なす』って好き嫌いが分かれる野菜です。
ふにゃふにゃした食感が嫌いとか、味がないから嫌いという人も多いです。が、油と相性もよく、マーボーなす、なすの揚げびたし、ミンチのはさみ揚げ、田楽なす、おひたしなど、ナス料理は多くあり、私は大好きです。
ですが、油と相性がいい分、こってりした料理に使いがちです。
でも、工夫次第で太りにくい食材の一つでもありますので夏から初秋にかけて美味しく頂きたい旬の野菜となります。
更に、栄養がないと思っていた茄子も、ありがたい効能があったんです。大量に消化する夏から秋にかけてありがたく頂けそうです。
夏野菜は主に体を冷やす役目があります。ナスも『秋ナスは嫁に食わすな』ということわざがあります。
”美味しいから憎たらしい嫁には食わせるな”という説もありますが、”ナスは体を冷やすから出産を控えた嫁には良くない”という優しさからのことわざだと言われています。なすが栄養がないと言われているのは、なすに含まれる水分が約93%と多いからだと考えられます。100gあたりのカロリーは18kcalで、夏野菜のキュウリとほぼ同等です。
また、キュウリと同じように体を冷やしてくれる野菜でもあります。
そして栄養素ですがm食物繊維、カリウム、葉酸、ポリフェノールなどを含んでいます。特に皮の部分はポリフェノールですので皮ごと食べたいですね。
ちなみに、きゅうりは13kcal、もやしは、15kcalとなりますので、ナスもダイエット中にもおすすめできる野菜です。ですが、油と相性のいいナスを油料理で食べることでカロリーは上がりますので、料理に工夫はいりますね。
茄子には100gあたり220㎎のカリウムが含まれています。カロリーは18calですので、 カリウム量は多いです。カリウムには身体の余分な水分を体外に出す働きがあり、むくみ解消やデトックスが期待できますね。 同じ夏野菜のキュウリにも同じ効果があるといいます。
余分な水分とともに身体の熱を外に出す効果も期待できるので、茄子の旬である夏や残暑が厳しい初秋にぴったりの食材となりますので、食べ方を考えて食卓に並べたいですね。
ダイエットはしたいですが、揚げびたしは美味しいですね。
大好きなので同じく畑でたくさん生っているピーマンと一緒に揚げびたしにするのがわが家の夏の定番です。
ピーマンの他にインゲンも一緒に浸すこともしています。
写真は揚げていますが、レンジでチンするなどしたら、カロリーはかなりオフできそうです。
最もシンプルに食べるのが焼いて、鰹節と醤油です。子供の頃からよく食べていますしカロリーも低いでしょうね。
焼いたナスの皮を剥くのでポリフェノールはないですね。
グリルやトースターで焼くことで油は使わないので、皮ごと切り、なす田楽にしてもいいですね。
ナスは油と相性がいい野菜です。とはいえ、凄く油を吸うんです。美味しいですけど、カロリーも気になります。ですが、焼きナスや蒸しナスにすることで、カロリーダウンできます。
油料理も食べつつ、油オフのナス料理も食べていました。
その中で今年の夏に一番はまったのが、蒸しナス×野菜たっぷりタレです。夏野菜がたくさん食べられるのにカロリーも低いから何度も食べていました。
蒸したナスに作り置きの野菜たっぷりタレをかけて食べます。暑い夏にもってこいのサッパリ料理です。
蒸しナスと野菜たっぷりタレの作り方
蒸しナス
皮をむきサランラップでくるみます。
600~700wのレンジで5分くらいチンして、食べやすい大きさに切ります。
タレをかけて出来上がりです。
野菜さっぷりタレ
主にキュウリを大量に使います。ショウガ、ミニトマト、みょうが、玉ねぎ、おくらなどをみじん切りにします。
オクラは軽く湯がきます。
タレは、醤油2・みりんと酢1の配合で、野菜にたっぷりかかる量を作ります。
調味料は少な目でも野菜から汁がでて増えますので、それも考慮して作りましょう。冷蔵庫で1週間くらいもちますので、週末に作り置きしています。
デメリット
カロリーは低いですが皮をむくので皮の部分の成分を捨ててしまうのがデメリットです。皮付きのまま揚げて、野菜タレをかけても美味しいです。ついつい、ナスの皮を剥いて料理してしまいますが、皮ごと切ってレンジでチンするなどの工夫をしたら、ナスのポリフェノールもしっかり摂取できますね。
ナスは美味しくてカロリーが低い食材です。ダイエットとはいかなくても、太ることを気にしている女性にも向いている食材です。なんといっても食物繊維やポリフェノールも栄養素として含まれているのは嬉しいですね。油とは凄く相性いいですが、油を使わない料理も活用しながら美味しくナスを食べて行きたいです。
季節の風物詩『朴葉寿司』